みんなの体バランス

体の痛みや悩み、バランスで解決してみました。

群発頭痛、肩こり、血便に悩むフィットネスジムインストラクターの20代女性

愛知県半田市の群発頭痛、肩こり、血便に悩むフィットネスジムインストラクターの20代女性が当院の患者さんの紹介で来院されました。

 

群発頭痛再発の恐怖!

この方は小学生時より頭痛を患い、中学生時に『群発頭痛』の診断を受けました。

『群発頭痛』とは原因不明のもので、定期的に[のたうち回るほどの激痛]に見舞われる特殊な頭痛です。
一定期間(個人差はあるが、2週間位)続くこの頭痛は、ある時何事もなかったように治まるのです。

その他に手足の冷え、右腰痛、便秘、貧血、生理痛・生理不順、疲労・脱力感、骨盤・太もも外側痛、左坐骨神経痛を抱えていました。

 

患者さんご自身で気付いていないクセを発見!

問診で内坐りクセ(ペタンコ坐り)や横坐りクセ(お姉さん坐り)があることも分かりました。

正坐でも、身体が前傾し左に傾いているのが分かりました。
この患者さんは、文字を書く際、紙を斜めかひどい時は真横にしていました。

 

検査と治療

徒手検査により身体の左右差をチェックしました。

両腕の挙がりの差、両股関節の開きの差、両膝の曲がりの差。
特に顕著に差があったのは、「両股関節の開きの差」でした。
両股関節の開きの差は、その人の骨盤がまっすぐに前を向いていないことを指しています。
つまりの明後日の方向に向いた下半身の上に上半身が乗っていることになります。
この患者さんの股関節は左が固く開きにくく、右が柔らかく開き過ぎていました。

無理なく無痛で行う『バランス治療』で、下半身だけでなく全身の左右差を減らしていき、
最終的に安定した全身バランスに導いていきました。

 

指導

患者さんのお仕事であるジム会員さんの身体の計測時の患者さんの下半身ポジション、会員さんのマシン運動指導時の患者さんの姿勢や、その他日常生活での動作の指導・修正をし、バランスの崩れにくい体作りをサポートしました。

スマートフォン使用時の姿勢や、実際に体を動かして頂いての、安定・不安定を体感して頂きました。

 

結果

初診から9回目の治療で血便消失、10回目の治療で左坐骨神経痛消失しました。
その他の症状も10回目の治療時にはほとんど消失しました。幸いに初診から1年3ヶ月、定期的に(4週間に一度)治療しているためか『群発頭痛』は出ていません。
以前は仰向けでは身体がしっくりこず寝る事が出来ませんでしたが、今は難なく仰向けで寝られています。
現在は良い状態をキープしています。

 

考察

どんな辛い症状でも、身体を左右対称に近付けて損することはありません。

痛み苦しんでいる時の身体は、安定した姿勢や効率の良い動きができていません。
元を正せば、安定した姿勢や動きが出来ていないからこそ、どこかを患うのです。

今現在不快症状を抱えている方は、ご自身の身体に歪みがないか、日常の姿勢や動き・スポーツのフォームをチェックすることから始めてみると良いでしょう。
その先に『健康』や『快適』が待っています。

この症例を投稿した人

なにわバランス治療院

愛知県半田市北末広町111-1

冨田 将博
Masahiro Tomita

冨田 将博
投稿した症例 電話で相談