1年ほど前から右足にしびれと痛みが出てきた50代の女性への施術
奈良県奈良市から来られた50代の女性
去年の3月頃から右足に痺れを感じるようになり、次第に太もも、ふくらはぎに痛みが出てきて病院で検査をし坐骨神経痛と診断され、湿布とリハビリをしていたが改善が見られず、当院に来られました。
しびれた足の状態
去年の3月頃に右足の太ももに痺れを感じ湿布をしたりしていたが、あまり変化が無く7月頃に足にピリピリとする痛みが出てきたそうです。
しびれは最初は、太ももの裏のお尻の近くだけだったのがだんだんと太ももの裏全体に痺れが感じるようになったそうです。
痛みは、太ももからふくらはぎにかけて時々ピリピリとした痛みを感じるようになってきたそうです。
痛みなのか痺れなのかわからない時もあり、仕事にも影響が出てきたそうです。
足を動かすと痺れが出る
検査や施術をする時に足を持ち上げます。
その時に、痺れや痛みが出るようです。
その場合は、足を使った検査や施術をしないでまず上肢の検査や施術を行います。
上肢の施術でバランスを整えていきます。その後にもう一度足の検査を行うと痛みがなく検査や施術を行う事が出来ます。
施術後
症状の確認をしてもらうと痺れが少し軽減しているようでした。
痛みは常にあるわけではないので、解らないようです。
初診の1週間後に来院
痛みはこの1週間感じなかったようです。
痺れはあまり変化を感じなかったそうです。
初診の2週間後に来院
痛みは無くなったようです。
痺れもかなり改善していてあまり気にならないくらいになったようです。
考察
今回は、足を持ちあげると痺れが出るので手の方から施術をしました。
反対に手を動かすと痛みが出る場合は、足の方から施術をします。
痛みを感じているのに無理に施術をしていては、患者さんの負担になります。
動かしたときに痛みを感じると力が入り効果が悪くなるので、痛みを感じさせないで施術をする事が重要になります。
バランス療法では患者さんに痛みをなるべく感じさせないで施術をする特徴があります。