みんなの体バランス

体の痛みや悩み、バランスで解決してみました。

頸椎椎間板ヘルニアと腰椎椎間板ヘルニアで悩む30代の女性

3年前に頸椎椎間板ヘルニア 1年前に腰椎椎間板ヘルニアを発症

3年前に右手の親指と人差し指に痺れが出てきたので気になり病院でレントゲンを撮ると、首のヘルニアと診断され牽引やマッサージを受けていたが改善しないので半年ほどで通院をやめたそうです。

1年前に今度は腰痛と右のお尻から膝あたりまで痺れが出たのでまた病院で診てもらうと、腰のヘルニアと診断されたようです。この時は、病院では治療せず近くの整骨院に1年ほど通ったそうです。

整骨院では、電気治療とマッサージを受けるもその時は楽になるけど、また腰に痛みがすぐに出るので紹介で来られました。

どこに行っても良くならないだろう

最初来られた時は、表情も暗く会話もあまりしなく殻に閉じこもった感じでした。

少しでも症状が改善するように病院や整骨院に通っていたのに、良くならないと諦めていると紹介者の方に聞いていたので気持ちが落ち込んでいるのが良くわかりました。

実際に当院でヘルニアの患者さんが良くなった話などをして諦めないで治療していきましょうと声をかけました。

検査と施術

検査は3つの関節の動きのチェックを行います。

基本は肩関節・股関節・膝関節の3つの動きの差を診ます。

触った時に痛みなど症状が出ないように施術を行います。

痛みなどがあると身体に力が入ってしまい効果が落ちるからです。

首のヘルニアがあるので、下向きでの施術は少なくして上向きでの施術を多くしました。

下向きは首への負担が大きくなり症状の悪化を防ぐためです。

施術後

初回は首や腰の痛みは最初より軽減しましたが、手や足のしびれは変化ありませんでした。

その後4回施術を行い現在は手足のしびれは少しずつですが改善しています。

今は、表情も明るくなり施術中も楽しく会話しています。

考察

今回の患者さんは最初から治らないと自分で決めて来られたので、そこに重点を置いて問診や施術中会話をしました。

痛みや症状を改善したいのは当たり前なんですが、当院ではそこをゴールにしないで治ったら何がしたいかを考えてもらいます。

この方は、ヘルニアになる前はテニスをしていたそうなのでテニスをまた出来るようにそれを目標にしています。

このまま施術をしていけば問題なくテニスが出来る日も近いと考えています。

 

この症例を投稿した人

やまとバランス治療院

〒639-1045 奈良県大和郡山市小林町西3-7-5

吉川 一郎
Ichirou Yoshikawa

吉川 一郎
投稿した症例 電話で相談